シャボン玉のブログ

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お母様が引用された『タゴールの詩』と狼少年

先日、家庭連合・秋季先祖解怨式でのお母様のみ言葉をアップしたのですが、
その中で引用されていた『タゴールの韓国について書いた詩』も紹介しました。
サタンと関係ない神様の娘として生まれたお母様 - シャボン玉のブログ

その後、ある方から、『実はその詩は、いわくつきの詩』という情報をいただきました。


<引用はじめ>


それは一度、私が調べたことがあったのですが、親日家のタゴールが、当時の朝鮮から招待を何度もされたのですが、結局、タゴールが行けなかったので、そのおわびにタゴールが4行のメモを書いて朝鮮に送ってあげたら、韓国人がそれに加筆して新聞に載せてしまった…というのが真相らしいですよ。
2013年に何度もオモニムがおおやけの場で、それを引用されたので、私が、梁昌植会長に、下記の新聞記事の韓国語を送って、「タゴールの詩の引用を止めさせてあげたほうがオモニムのためです」とメールで教えてあげたのです。それが梁会長からオモニムに伝わったらしくて、それから数年にわたって、オモニムは引用しなかったのですが。
オモニムはまた引用を始めたのですね。


​<引用おわり>


▼その新聞記事です。

2012年12月11日09時59分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
韓国人好みに仕立て上げたタゴールの詩
【噴水台】タゴールの詩、韓国人好みに仕立て上げたとは苦々しい(1) | Joongang Ilbo | 中央日報


 「岸で夜は明け/血の色の雲の早朝に/東側の小さな鳥/声高く名誉の凱旋を歌う」


  1913年にアジアで初のノーベル文学賞を受賞したインドの詩人タゴールがベンガル語で書いた詩だ。


何を歌ったのか。日本が日露戦争で勝利したことを祝う詩だ。インドが長い間の英国の植民地統治から抜け出せないことを残念に思っていたタゴールは、当時世界的な強国に浮び上がった同じアジアの日本に好感を持った。1916年をはじめ5回も日本を訪問した。茶道、生け花、俳句など日本の伝統文化に魅了され、「詩心を起こさせる国」と高く評価した。日本滞在中の講演を通じ、「日本はアジアに希望をもたらした。私たちはこの日出ずる国に感謝する」と話したりもした。大アジア主義を叫んだ日本右翼の大物頭山満とも懇意にしていた。


  これほどになるとタゴールの詩「東方の灯燭」を記憶する多くの韓国人はいぶかしいだろう。教科書にも載せられた「東方の灯燭」は、「早くからアジアの黄金時代に/光る灯燭の一つである朝鮮」で始まり、「わが心の祖国コリアよ目覚めて下さい」で終わる。日帝統治下の朝鮮のために書いた詩だとされ韓国人なら誰が見ても植民地支配から抜け出せと励ます内容として読まれる。そんなタゴールが日本の味方だったと?     


英文学者の洪銀沢(ホン・ウンテク)大真(テジン)大学教授が季刊詩専門紙「詩評」冬号に寄稿した「タゴールに対する不便な真実」を見ると疑問の相当部分が解ける。洪教授は考証を通じ、「東方の灯燭」の15行のうち最初の4行は詩というよりメモ形態で1929年に朝鮮に伝えられたものであり、残りの11行は誰かがタゴールの作品「ギーターンジャリ」35節を付け加えて仕立てたものと分析した。


しかも「わが心の祖国コリアよ目覚めて下さい」という最後の一節は誰かが「ギーターンジャリ」の原文にもない「コリア」を入れ脚色したものと指摘した。ノーベル賞受賞者の権威に寄りかかったとんでもない“片思い”が日帝時代、そして解放後も長く続いたことになる。


  事実タゴールは日本だけを欽慕したのではなかった。日本人対象の講演で「この国(日本)は物質的には進歩したが精神的には退歩している」と苦言を呈したし、軍国主義化傾向も懸念した。彼が「日本がインドにも野心を抱いているようだ。飢えた彼らはいま朝鮮を食い荒らし中国を食いちぎっている」と話したという証言もある。ひとつの側面だけ見るものではない。


  80年を超えて続いたタゴールに対する片思い、あるいは誤解は私たちの必要・コンプレックスと外国発の権威に対する盲従が混ぜ合わされた結果だ。厳酷な日帝時代には仕方なかったとして、最近の大韓民国でこれと同様の寸劇が広がらないと誰が壮語できるだろうか。


ー以上ー


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​実は、上記の件だけでなく、悲しいことに韓国では自国民に誇りを持たせよう、
感動を与えようと、いろいろ作り上げて広めるところがたくさんあります。
以前、韓国人食口からある内容をカトクでもらい、私もうっかり、ひっかかりそうになったことがありました。
事実か一度調べてみようと検索したらウソとわかり、急きょ、その内容をカットして
修正してアップしたことがありました。
『アリラン』 ― 真の私を探す喜び - シャボン玉のブログ

(※私にくれたその食口は、私と違い、疑うことの知らない純粋な食口でそれを信じて、教えてくれたものでした。)


『アリラン』という曲が『世界で一番美しい曲に選ばれた』という話でした。
が、それは『ウソ』ということが分かりました。



「アリランが世界で一番美しい歌1位に選ばれたのは嘘だった」という内容 - 여기저기 한국 ヨギチョギ韓国 より


<引用はじめ>


“韓国固有の伝統音楽アリランが世界で最も美しい曲1位に選ばれました。英国、米国、フランス、ドイツ、イタリアの作曲家らが審査団として参加した「世界美しい曲選抜大会」で多数の人々がアリランを最も美しい曲として選びました。審査に参加した人の中には韓国人は1人もいませんでした。(「小学校4年 道徳4-1教科書」114ページ/2010)”

しかし、韓国の国民日報が確認してみたところ、その内容は完全なデタラメで、そういう大会は存在さえしなかった。
だが、これは韓国政府機関である教育部が発行した教科書に記載され、全国の小学生がこれを教わった。
教科書の認定に当たっては大学教授を中心とした教科書審査委員会が6回も審議を行ったが、これについて意義を訴えた人は1人もいなかったという。
何のための審議だったのだろう。
彼らは、本業の大学教授としての研究もこのようなやり方で行うのだろうか。
尋ねてみたいものである。
これは韓国の「検証システム」がどれほど穴だらけかを示す良い例である。
教科書の執筆者らは「インターネットのニュースで見た」というし、インターネットニュースの記者は「あるバイオリニストから聞いた」という。
また、バイオリニストは「ラジオの音楽番組で聞いた内容」と、ラジオの担当者は「インターネットで見た内容」という。
結局、インターネットの「噂」がラジオ⇒音楽家⇒記者⇒教科書の筆者⇒教育部を次々と通過したのである
そういう情報が入ったとして新聞も、ラジオ、テレビ、教科書執筆の関係者が仕事に対する責任感を持ち、確認作業を怠らなかったらこのような事件は起こらなかったはずである。しかし、残念ながらこれが韓国の現実である。


引用終わり>


タゴールの詩を引用した件に話を戻しますが、皆さんも、ひとつ疑問があると思います。『うどんげの花』の時は、『クサカゲロウの卵』とは知らなかったなら、まだわかるのですが、数十年前でもなく、2013年に教えてもらい知っていた話を、そんな簡単に忘れないと思うのですが、2012年の記事だし、そう知っている人もいないだろうということで復活させたのでしょうか?​ でなければ、やはり秘書室がちゃんと仕事をしていないようです。引継ぎ、管理もなってないですね。


私も知らずに使ったり間違うことも多いですが、お母様や家庭連合だけを批判するものではなく、誰にでも言えることですが、間違い、ウソと知りながらも、または、憶測や確認された事実でないものを断定的な言い方をして使って広めていったなら、それにより、被害を与え、それを信じていた人たちも傷つけ、また本人も、いつか、イソップ童話『羊飼いと狼』の狼少年のような状況に追い込まれるようになるかもしれません。




優曇婆羅(우담바라)의 眞實(진실) 『うどんげの花』の真実


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