シャボン玉のブログ

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在韓・米2師団100周年コンサートに招待歌手が欠席せざるを得なかった本当の理由

今朝のテレビニュースで今、ホットな話題のキーワードは「不参加」だと切り出しました。
なにかというと、10日に「米第2師団創設100周年記念コンサート」が行われたのですが、
米軍の犯罪によって亡くなった10代の少女の15回忌に行われるという批判が強く、
参加予定だった歌手たちが続々と不参加表明して参席しなかったというニュース
でした。


米軍だけでなく、大勢の一般市民も、特にファンの青少年も何時間も前に来て並んで待っていたのに、不参加するなら、もっと前にきちんと手続きをしておくなりしなければならないのに、
あまりにも無責任で勝手だと思って検索してみたら、2つの新聞にそれぞれ下記のような内容が上がっていました。


一つの出来事でも左派のハンギョレ新聞と保守派の朝鮮新聞では違いますね。
従北派の民主労総や労働党議政府党員協議会などがますます幅をきかせて
『国民の声』だとすり替えて、もっともらしい口実と情に訴えて市民たちの理解を得ようとし
歌手には脅迫して政治に利用しています。
お時間ある方は2つの記事を読み比べてください。


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https://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1497233782/
朝鮮日報


「申し訳ございません。いろいろあって、きょうはやむを得ない事情により歌を歌えなくなりました」
10日午後6時、京畿道議政府市内の議政府体育館で開かれるはずだった「米第2師団創設100周年記念コンサート」。1階から3階まで満員になった観客3500人がざわめいた。


このコンサートでオープニングを飾る予定だったベテラン歌手のインスニは赤いスーツを着てステージに登場したが、歌わずに頭を下げ続けた。そして、「申し訳ございません」と言い残してステージを去った。 この日のコンサートは、議政府市に本部を置く米第2師団が創設100周年を迎えるにあたり、同市が米国兵士のために企画したイベントだった。


ビンセント・ブルックス韓米連合司令官兼在韓米軍司令官やトーマス・バンダル米第8軍司令官ら
軍幹部約50人と米兵士約400人、市民約3000人が入場していた。入場料は無料だった。
議政府市はインスニ、Crying Nut、EXID、OH MY GIRL、SWEET SORROW・San Eら有名歌手や女性アイドルグループを招待していた。しかし、この日の公演にはインスニとCrying Nut以外の歌手たちは姿を見せなかった。Crying Nutも謝罪しただけでステージを降りた。 歌手たちが歌えなくなったのは、一部団体が反対したためだった。


全国民主労働組合総連盟(民主労総)や左派政党の労働党などは5月下旬から「在韓米軍の装甲車に命を奪われた女子中学生ヒョスンさんとミソンさんの命日の三日前に、わざわざ米軍のためのコンサートを開くのか」「市の予算が不足しているのに、なぜ米軍のためのイベントをするのか」と主張、議政府市にコンサートの中止を要求したのだ。


インスニはこの日、代表曲の『父』『ガチョウの夢』など3曲を歌う予定だったが、1曲も歌えなかった。所属事務所によると、ステージに立つ前は楽屋で涙をこぼしていたという。インスニは米軍兵士の父親と韓国人の母親の間に生まれた。


主催側は午後7時30分、「コンサートに出演する予定だった歌手たちはすべて出演キャンセルになった」と最終的な案内放送をした。観客はぞろぞろと会場を後にした。
米第8軍軍楽隊、議政府市立舞踊団・合唱団、テコンドー、国楽など一部公演は行われたものの、予定していた3時間半より1時間早く終わった。


出演予定だった歌手たちは、これまで一部のネットユーザーたちから執拗(しつよう)に「出演するな」と圧力を受けていたという。コンサート出演を予定していたが取り消したある歌手の所属事務所関係者は「出演するなという脅迫めいた電話が来たり、ネット上に悪質な書き込みをたくさんされたりした」と話す。EXIDの所属事務所バナナカルチャー・エンターテインメントは同日、ファンサイトに「オファーを受けた時は議政府市民と共に過ごす入場無料公演という趣旨に賛同して出演を決めた。


ところが、所属アーティストの身辺や精神的な被害の恐れがあると判断して出演を取り消すことに
なったことをご報告いたします」との告知を掲載した。議政府市関係者は「コンサートに出演する予定だった歌手たちのほとんどが当日午前に出演キャンセルの意向を伝えてきた。
『出演したらただでは置かない』という一部ネットユーザーの圧力に屈して出演を取りやめたと聞いた」と説明した。


この日、コンサートが行われる前の午後3時から民主労総京畿北部支部や労働党議政府党員協議会などのメンバー約10人余りが議政府体育館入口でデモを行った。デモ参加者たちは「芸能人を動員して米軍創設を祝うよう青少年に強要するのは反教育的な行為だ」と糾弾した。米第2師団創設日(10月26日)前後ではなく、2002年6月13日に米軍装甲車にひかれて女子中学生2人が死亡した「ヒョスンさん・ミソンさん死亡事故」15年まであと三日という日にコンサート開催を企画したことに対して強く反発したものだ。


議政府市関係者は「当市に現在駐屯する3つの米軍基地は来年までに平沢に移転する計画なので、兵士たちは続々と議政府を離れている。できるだけ多くの米軍兵士がいる時にイベントを開催しようと考えたためこの時期になり、ヒョスンさんとミソンさんの追悼週間と重なってしまった」と言った。


コンサートを訪れた同市の女子高校生(16)は「友達と午後4時半から並んで入場したが、誰も歌わないなんてガッカリした。公演が中止になった理由もよく分からない」と言った。


コンサートを企画した秋溪E&M関係者は「韓米友好増進と国家安全保障強化のため企画したのに、一部団体が政治的な理由でイベントを混乱させた。
今回の件が韓米関係に悪い影響を与えるのではと心配だ」と述べた。


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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170612-00027604-hankyoreh-kr
ハンギョレ新聞


議政府市、ヒョスン・ミソン追悼週間に強行  EXID、サンイ、OH MY GIRL、Sweet Sorrowなど行事に参加せず インスニ・クライングナット「歌えるような状況ではない」と帰る 

市民たち「市長、独善的態度謝罪すべき」


「こんな時に米軍のための慰安パーティを開くなんでとんでもない。莫大な予算をかけて、自ら恥をさらした議政府(ウィジョンブ)市長と市の公務員、市会議員らは市民の前にひざまずいて謝罪し反省せねばなりません。」


 軽電鉄の破産により、借金に苦しんでいる京畿道議政府市が反対世論を無視し、数億ウォンをかけて「在韓米軍2師団創設100周年記念コンサート」を強行したが、招待歌手の欠席で行事に支障ができたことに対し、議政府市民から不満の声が高まっている。


 議政府市は6・10民主抗争30周年の今年10日午後6時、議政府体育館で「友情を超えた未来に向けた約束」(The next movement)をテーマに米2師団創設100周年記念コンサートを開いた。セオドア・マーティン米2師団長を含め、米軍や韓国軍の将兵、青少年など3500人が参加し、会場を埋め尽くした。コンサートにはインスニやEXID、サンイ、オーマイガール、クライングナット、スウィートソローなど有名歌手らが大勢招待され、公演を披露する予定だった。


しかし、コンサートに対する否定的な世論が広がり、ファンカフェに抗議の書き込みが相次いだことを受け、EXIDなどほとんど歌手たちが欠席の意向を伝え、会場に姿を現さなかった。インスニとクライングナットは会場には来たものの、「歌えるような状況ではない。申し訳ない」という謝罪の言葉を残し、会場を後にした。


 議政府市は、米8軍軍楽隊、議政府市立舞踊団・合唱団、テコンドー、カヤグムの演奏など、一部公演だけを行い、20分ほど繰り上げしてコンサートを終えた。市は来年平沢に移転する米2師団と52年間の友情を記念し、歓送する行事としてコンサートを開いた。アン・ビョンヨン議政府市長は最近の記者懇談会で「今回のコンサートは、米2師団創設100周年を44万議政府市民と一緒に記念し、国家安保のために奔走している米軍将兵を労い、持続的な韓米友好関係を増進していくためのもの」だと明らかにしている。


 しかし、市民たちは軽電鉄の破産により、数千億ウォンの予算をつぎ込まなければならないうえ、米2師団装甲車に轢かれ犠牲となった女子中学生ヒョスンさん・ミソンさんの15周期を3日後に控えた追悼週間に、市が自ら要望して米軍に向けた豪華なコンサートを開くことに強く反発した。議政府地域13の市民社会団体は今月2日、記者会見を開き、「数多くの犯罪が米2師団の軍人によって犯されてきた。今回の行事は議政府市が米軍の付属都市であることを示すもの」として、コンサートの撤回を要求した。


 市民社会団体のメンバー約30人はコンサート当日にも会場の議政府体育館前で抗議デモを続け、アン市長を糾弾した。議政府市民社会団体連席会議は同日配布した「米軍の創設100周年記念コンサートに出席する若者らに告ぐ」と題した文で、「コンサートが無料だと言うが、行事費だけで4億5千万ウォン(約4400万円)が投入され、1人当たり約13万ウォン(約1万3千円)の市民の税金がつぎ込まれた無料チケット」だと主張した。


市民社会団体はさらに、「議政府市は、韓米友好の増進と協力拡大のため開く行事だと言うが、このような国家的な意味の行事を国から一銭も受け取らず、軽電鉄の破産によって数千億ウォンの借金を抱えている議政府市民の税金だけで賄っている。ヒョスン・ミソンの追悼期間に、全国どの都市でも行わない米軍部隊の創設記念コンサートを開くなど、議政府市が米国の付属都市でなければ納得がいかない行動だ」と付け加えた。


 市民のCさん(56)は「大統領はソウル広場で6・10抗争精神を強調し、犠牲者家族を慰めているのに、同じ日に同党所属の市長がヒョスン・ミソン15周忌に加害者である米軍のためにパーティを開いた。行事を強行したアン市長と市の公務員、市議会議員たちの歴史認識が公演を拒否した芸能人に及ばない」と話した。


「議政府軽電鉄市民の会」のイ・ウィファン政策局長は「米軍駐留が国家にとっては肯定的要素があるかもしれないが、議政府市民にとっては、米軍犯罪の恐怖と基地村都市という汚名、都市開発の阻害など甚大な被害を被った。軽電鉄破産で苦しむ市民たちは眼中になく、巨額をかけて業績誇示のための展示性行事を強行したアン市長と公務員たちの独善的な態度に開いた口が塞がらない」と話した。


 これに市の関係者は「ミソン・ヒョジュン15周年を控えて、ファンカフェなどに悪質な書き込みが続き、歌手らが会場に来なかった。コンサートに支障を来したことについて市民に謝罪申し上げる」と話した。

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