シャボン玉のブログ

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国会ボイコットを撤回して戻ってきた韓国党の華麗なる復帰申告式

韓国では昨日、憲政史上初めてという、与党にとっては不名誉で屈辱的なことが起こりました。
チョンワデ(大統領府)で指名した憲法裁判所所長候補が否決されたのです。
それも、今まで、国会ボイコットをしていた韓国党が戻ってきて、それにいくつかの野党、もしかしたら与党議員も密かに加勢しての劇的な勝利でした。


賛成145、反対145の同点。賛成が過半数の147を超えることができずに
劇的に否決されたのでした。 


その否決された金イス憲法裁判所長候補者は昨年、軍隊内での同性間の肛門性行為を処罰する軍刑法条項が合憲か否かという裁判の時に、『(処罰は)違憲』という意見を出した人です。


それで韓国党のみならず、与野問わずにプロテスタントの議員たちが立ち上がったようです。
韓国党は抱き合って喜びを分かち合い、与党は、野党を非難することに必死でした。


ところで、文在寅(ムン・ジェイン)政権は過去の政権と比べると、全羅道の人を多数登用していると言われています。国務大臣もそうですが、見たら、今回の金イス候補もやはり全羅北道出身でしたね。家庭連合の悪魔集団が全羅道出身が多いことを思うと中心的ミクロの内容がマクロに現れるということをつくづく実感しますね。


<参照記事;一部抜粋翻訳>



韓国党の参与で、金イス否決...”華麗なる国会復帰申告”


国会ボイコットを撤回した後、最初の本会議で「成果」


自由韓国党は11日、憲政史上初めて、憲法裁判所長候補者を国会で落馬させ国会復帰を知らせる「華麗なる申告式」を行った。国会に戻ってきた最初の日、金イス憲法裁所長候補者の任命同意案を否決させることで第一野党としての存在感を強調したわけだ。


金イス憲法裁所長候補者の任命同意案はこの日、在席293人のうち、賛成145票、反対145票、無効票2票(+ 棄権1票)​で、出席人数の過半数(147議席)を超えられずに否決処理された。可決定足数に2票足りなかった。韓国党が国会ボイコットを撤回し、任命同意案採決に参加したことが主な原因と分析される。

与党である民主党(120人)と、国民の党(40人)、正しい政党(20人)、正義党(6人)、新しい民衆党(2人)など韓国党を除いた残りの政党の議員だけ参加した場合、金候補者任命同意案可決の可能性は高かった。


民主党と正義党、新しい民衆政党が賛成票に分類されるので、​国民の党と正しい政党の議員が全員反対しても、賛成過半数の達成は難しくない状況だった。


しかしこの日、韓国党議員(107人)が本会議に大挙参加し、一斉に反対票を投じることによって​過半数達成に失敗したと見られる。反対の立場をとってきた正しい政党はもちろん、「自由投票」を決定した国民の党でも 反対票が出てきたものと分析された。


先に韓国党は去る9日、最高委員会議で国会ボイコットを撤回することで意見をまとめた後、この日午前、議員総会で最終決定した。ジョン・ウテク韓国党院内代表は党論で反対してきた、金候補者任命同意案が​上程(じょうてい/議案などを会議にかけること)される可能性が提起されると「一人残らず本会議に出席し、強く団結した意志を示していてほしい」と本会議に出席を促した。


韓国党議員たちの一部は、この日、金候補者任命同意案が否決されるや、抱きあって喜びを共有したりもした。



カン・ヒョサン韓国党代弁人は、論評を通じて「過去3ヶ月の間、韓国党をはじめとする野党3党は理念の偏向的な金候補者任命を積極的に反対してきた」とし、「否決は常識が勝ったもの」と評価した。


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金イス憲法裁所長同意案否決...憲政史上初の事態が起きた理由


一部では与野を問わず、一部プロテスタント議員たちも反対票を投じたのではないかという疑惑の目を送っている。プロテスタントは金イス憲法裁判所長候補が、昨年、憲法裁判所の軍隊内の同性間性行為を処罰する軍刑法条項の合憲決定当時、違憲という意見を出したことを理由に「任命に反対」の立場を明らかにし、与野党議員らにメッセージ攻勢と通じて、本会議の採決時に反対投票をするよう強く圧迫してきていた。


チョンワデ(大統領府)は、今回の否決について「無責任の極致」とし、「国民の期待を徹底的に裏切ったものであり、特に憲政秩序を政治的政略的に悪用した最も悪い先例として記録されるだろう」と保守野党をひっくるめて叱責した。 


キャスティングボードを握っていた国民の党は「任命同意案否決は、憲法裁の厳正な独立を望む国民の声」と主張した。一方、正義党は「ろうそく民心は、憲法裁の速やかな正常化を求めており、これは国民が国会に付与した責務」としながら、「しかし最終的には政争に押されて、このような結果が出た。自由韓国党は、国会に復帰するやいなや民意を背信した。指弾を受けて当然だ」と猛非難した。


ウ・ウォンシク共に民主党院内代表は否決事態に責任を負って辞意表明をしたが、重鎮議員らが強く引き止めた。また、否決の先頭に立った自由韓国党とこれに同調した国民の党に対する不満を隠さなかった。


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