『夜の神様、昼の神様』亨進様のみ言葉(2012.1.29)天福宮
『夜の神様、昼の神様』という言葉を、断片的にいろいろ見て聞いて来られたと思います。タイトルにあるように、2012年1月29日に天福宮で亨進様が語られた内容を韓国語で見つけました。すでに部分的に知っていらっしゃるものもあると思いますが、全文を通してご覧になることで全体像に近づく手助けになればと思います。
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http://blog.daum.net/seoungwhapc/65(韓国語)
“夜の神様、昼の神様”亨進様のみ言葉
天基3年天暦1月7日(陽暦2012.1.29)天福宮
今日、特別に皆さんにお話したいことは「夜の神様、昼の神様」についての内容です。
天福祝祭の期間が終わりに近づいている今、私たちはもう一度、真の父母様がどのような方であるかについて考えてみなければなりません。
これを正しく知らなければ、すべての統一家の価値が無意味なものになるかもしれません。
初めて真のお父様が「夜の神様、昼の神様」という漸進的な啓示を下さった時、
その表現自体が非常に微妙で理解しずらいものでした。
キリスト教神学では重要な教義があるのですが、その一番目が神様の実体の中に
聖父、聖子、聖霊の三位格が共に存在しており、神様を「超越的存在」として見る「三位一体論」であり、他の一つは、歴史に現れたイエス様の人格を構成する神性と人性に関する研究である「キリスト論」です。
この二つの教義は互いに性格が異なりますが、この二つをよく理解することが
「夜の神様、昼の神様」を正確に理解するのに非常に重要です。
「夜の神様」は、超越的な神様として全ての万物と時空間が創造される前の「無」の状態、夜の暗闇の状態での見えない神様であり、「有」の状態、時空間の創造後の歴史が始まった後の動きの神様、摂理の神様と呼べるその存在が即ち「昼の神様」です。
天福祝祭を始める前に、真の父母様は私たちに驚くべき歴史の転換点をくださったのですが、それは去る1月に行われた「天地人真の父母国民支持大会」でした。
行事の最終日、お父様は私たちに、ご自身と私たちの違いについて問われ、
「私は夜の神様の管理を受け、お前たちは昼の神様の管理を受けているのだ。」と説明してくださいました。お父様は存在論的に私たちとキリストの違いを非常に明確に決定し発表されるフィナーレをしてくださったのです。
真のお父様は人類の堕落歴史を通して現れた昼の神様から来られたのではなく、夜の神様、罪のない神様、堕落の痕跡に触れることが出来ない夜の神様から来られたので真の血統を全人類万民に恵む驚くべき祝福を下さることができ、私たちの霊魂と肉身を救ってくださることができるのです。
そしてこれが真の父母様の真の価値であり、真の父母様から出てきた私たち統一家の価値を決定する重要な内容なのです。
私たちは原理を通して「メシアは人間である」という教えを受けてきましたが、
私たちはこれを歴史に現れたイエス様を神性と人性を共に持つた存在として研究するキリスト論を通して見てみると、「キリストは100%神であると同時に100%人間」なのです。
また、メシアが来られて、ご自身のアイデンティティをいつ認知され、世に示されるかに対する「メシア的認識(Messianic Consciousness)」についても研究することになるのですが、真のお父様は、国民支持大会の最終日、まさにご自身のアイデンティティに対する存在論的立場を初めて宣布されたのです。
これを通して今まで大きな違いを持っていた私たち統一教会とキリスト教、カトリックの教義的距離を縮めて、私たちが彼らを天の前に今後導くことができる驚くべき時代が開かれたのです。
「私は夜の神様から、お前たちは昼の神様から出てきた。」と言われたみ言葉を易しく説明すると、私たちは母の子宮を借りて生まれますが、真のお父様は神様の種、すなわち「精子」から出て来られたことを意味します。
アダムとイエス様と真の父母様すべてが「神様の種」でしたが、この種がすべて完成した木になって実を結んだのではなく、ただ「天地人真の父母勝利解放完成時代」を開いてくださった真の父母様だけが木となられて全世界を実で覆ってくださったのです!
夜の神様、昼の神様をどのように理解するかによって、私たちは、キリストを正しく認識するようになり、真のお父様がどのようなお方であられるのかを正確に見るようになるでしょう。
超越的な神様の本質から出て来られた真の父母様を完全に理解することによって、
私たちは統一家の価値を高めると同時に全宇宙と時空間の次元よりも
大きな価値を持った真の父母様に出会うことになるでしょう。
アジュ!