シャボン玉のブログ

2代王のみ言葉、韓国情報、韓国聖殿の近況などお知らせします。

2016年9月7日 李妍雅祝師長講義『神様の血統の種の長い旅程』その3

4,5,6をお届けします♪


▼4. タマル、バト・シェバ、マリア
▼5. 長子権復帰
▼6. 蘇った神様の希望

4番を翻訳してくださったミニオンさんは、仕事と公務でお忙しい中、最近がんばってくださっています。
そして、5,6番を担当してくださった先駆者さんは、ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、ブログがあります。
そして、トリリンガル ♪(尊敬~羨ましい!)
韓国語説教でも、英語の発音でわからない所はお世話になってます。^^*



ではでは~!


・・・・・・・・・


▼4.  タマル、バト・シェバ、マリア


(韓国語 13分)


翻訳byミニオン


皆さんも聖書を勉強されたらタマルが出てくるのですが、タマルは論争の絶えない女性です。


神学者の間でもタマルをどの様に話せば良いか大変混乱します。何故なら大変機会主義者のように見えます。自分が息子を生むことが出来ないので娼婦の真似をしながら義父とまでも関係を結ぶ機会主義者。そうでしょう?そんな風にも見ることが出来るでしょう?


また、薄幸の女性。韓国ではそんな風に言うじゃないですか。夫を食ってしまう女性。そんな風に言うでしょう?二人の男性が、ユダの二人の息子がタマルと結婚をして死んでしまいました。ですからユダにしてみればどれ程、薄幸の女性だったでしょうか?そうでしょう?


そのように薄幸で有りながらも大変ずる賢くて綿密で自分の御旨を成し遂げようとする女性。ですから神学者達もタマルに対して良い解説をしません。ですから下した結論は何かというと儀を重んじないタマルのような罪人のような女性も神様の御旨のために使われる。この様な結論がを下したのがまさにタマルです。


しかし、お父様の解説は全く違います。お父様の解説を見る前にタマルの人生を見てみましょう。


タマルは誰の子孫を生んだのかというとユダの子孫を生みました。ユダはヤコブの4番目の息子です。イサクの息子はヤコブでしょう?イサクの息子がヤコブですが、ヤコブの4番目の息子がユダになります。このユダには息子が3人いました。エル、オナン、シェラと言う3人の息子がいました。


息子たちが成人したので、ユダが父親として結婚させないといけないでしょう?
それで、エルとタマルを結婚させました。タマルは異邦の女性でした。カナンの女性でした。エルと結婚させたのですが、聖書創世記38章では、「主の前に悪く見えた。」と書かれています。エルとタマルの結婚が悪く、エルの行動が悪く見えたと話します。それでエルは死んでしまいます。それで2番目の息子オナンとタマルが結婚するようになります。


イスラエルにはゴエル(Goel)制度というものがあります。ゴエル制度がどの様なものかというと万一親族の中で男性が子孫を生まないで死んだ場合、その男性の兄弟や親戚がその夫人、寡婦と結婚して子孫を産んだらその子孫を死んだ男性の戸籍にあげるのが、ゴエル制度というイスラエルの制度です。


それでこのような状態でユダの長男エルが死んだので、2番目の息子オナンとタマルが結婚するようになりました。しかしオナンとエルの仲はあまり良くなかったようです。それで結婚しましたが、精子を地に流してしまいました。創世記38章を見ると、主の目前で悪い行動を見せたとあります。それでオナンも死んでしまいました。


3番目の息子にシェラがいるのですがまだ幼かったそうです。それで、義父ユダが「タマルや、お前が里帰りしていたら、シェラが成長した時に再び結婚させて子孫を産めるようにしてあげよう。」このように約束しました。それでタマルは里帰りして待っていました。しかし、ユダは心変わりしたのです。1番目の息子も死んで2番目の息子も死んだのに、3番目の息子も死んでしまったらいけないので大変心配になりました。ユダの立場では。それでどうしたかというとタマルを呼びませんでした。


タマルは待って待って待っていましたが、ユダの心中を理解しました。「ああ、これは私を絶対に呼んでくれないな。」その時まさにタマルは神の血統を引き継ぐことを決心しました。


それでは続いて見てみましょう。
お父様は、このタマルをどの様に評価されたのか見てみます。


タマル


タマルは神様から最も悲惨な状況でもいかに神側の人を立てるのかを見せてくれる例だと言えるでしょう。本来タマルは罪人の立場でしたが(カナンの女性だったでしょう?)、自分の人生と名誉と特権を全て失うことがあったとしても神様の使命に自身を完全に捧げました。エバが神様に嘘をついて自分の夫を堕落に追いやったのとは反対に、タマルは自分の義父と自分の夫になる人(ユダの3番目の息子シェラ)を逆に騙しました。


タマルはエバが犯してしまった堕落した行動を復帰する立場にあったのでした。ここで重要な事はタマルが神様の御旨の為に自信の命をかけたという事実です。
* True Prarents Day from the Historical Point of View 4/18/77


それでエバの立場を復帰する女性としてタマルを語られます。


「人類の最初の母であるエバは神様のみ言葉を信じなかったために堕落するようになりました。ゆえにエバの立場を復帰しなければならないタマルは神様に絶対服従の立場に立たされなければならなかった。」


と、お父様は仰いました。


「エバの不信は自分の父である神様を捨てた結果となった。その代わりにエバはサタンを自分の父としてサタンを神様の立場に立てた。
(そのようになったでしょう?)
それゆえ、エバの立場を復帰しなければならないタマルは神様と直接通じなければならなかった。エバが自分の父と一つになれなかったのでタマルはその父と絶対的に一つにならなければならなかった。」
* The Tribal Messiah Section 3, Chapter 1


サタンは偽りの悪を誕生させる堕落の種をエバの子宮に植えつけました。そのため神様はこのような偽りの子宮を浄化して天の息子を産めるようになる女性の子宮が必要だった。」このような条件と責任の基台を立てた偉大な母がまさにタマルであったのです。
* View of the Principle of the Providential History of Salvation 4/16/96


と、仰いました。
本当にお父様は復帰摂理の歴史の秘密を明らかにされたでしょう?


バト・シェバ


その次の女性にはバト・シェバがいます。
バト・シェバもまた堕落したエバの立場を復帰する立場にありました。
バト・シェバは私たちが考えても自分の夫であるウリヤ将軍をを捨ててしまい、ダビデと結婚しソロモンを生んだでしょう。


お父様の御言葉を読んでみましょう。


「ソロモンの母であるバト・シェバは、ダビデ王が彼女を自分の女性とする前は本来ウリヤ将軍の夫人だった。​であれば、どうしてその不適切に見える関係で生まれたソロモンが王になることが出来たのか?ダビデ王はウリヤ将軍を戦場に送って死ぬようにさせ、バト・シェバを奪ったでしょう?そうしてバト・シェバは堕落前のエデンの園での摂理的エバの立場を象徴していた。ダビデ王はアダムの立場に立っておりウリヤ将軍は天使長の立場に立っていた。」


「天使長は偽りの愛によってエバをたぶらかし強奪して彼女を堕落させました。蕩減のためにはこの復帰の過程が成し遂げられなくてはならない。ゆえにエバの立場を復帰するために天使長の婦人の立場にいる女性がこの位置を復帰しなければならない。ゆえにこのような復帰の過程を経た基盤の上に生まれた子どもが天の愛の子女、天の栄光の子女となることができたのだ。それでソロモン王は栄光の息子として生まれて来ることが出来た。」
* Change of Blood Lineage: The Real Experience of Salvation by the Messiah


とお父様は仰います。


エデンの園で天使長はアダムからエバを横取りしました。
この経路はダビデがウリヤからバト・シェバを奪ってきたとき転換された。
堕落の経路からエバはアダムを主管した。したがってエバは完全にアダムの主管を受けてこそ復帰がなされる。


と、お父様は仰いました。



マリア


そして3番目に堕落したエバの立場を復帰する女性がまさにマリアです。


1970年のお父様の御言葉です。


「ある少女は、自分が神様の御旨に従い行動することが、自分の威信と社会的環境よりも歴史的により重要だという事を知っていた女性の中の一人だった。彼女は神様の御旨を自分の人生で最も優先順位に置いた。まさにその女性がマリアであった。
マリアはこのような勝利的基盤を保っていたのでサタンでさえ彼女を讒訴することが出来なかった。マリアがこのような勝利的基盤の上でイエス様を懐胎することが出来た。このような勝利的な基盤の上で神様はイエス様を生まれることが出来るようにされたのです。このような歴史的な基盤なくしては誰もメシアとして誕生することは出来ないのです。」
* Change of Blood Lineage: The Real Experience of Salvation by the Messiah 10/13/70


マリアはタマルの信仰と決断力を相続した女性でありました。また、処女の立場で神様の使命を受けました。タマルがエバの背反行為を蕩減復帰するために騙さないといけなかったように(娼婦に変装して義父であるユダと結婚したでしょう?)、マリアも自分の未来の夫であるヨセフを神の血統を受けるために欺かなければなりませんでした。


マリアの婚約者であったヨセフは堕落の血筋から生まれた人でした。イエス様は神様の初愛を受けて生まれた初めての息子の立場に置かれるためにはイエス様は聖霊の懐胎でなければなりませんでした。


これがなされるために神様は天使長の立場にあるヨセフよりもっと神側に立っている人物を使われることを望まれました。
まさにその人は聖殿の大祭司長であるザカリアだったのです。


天聖経1149頁にこのような御言葉が出てきます。


「イエスと洗礼ヨハネは兄弟関係です。明らかにされていない兄弟関係です。
                                                                                       (169-194) - 天聖経1149(779)


洗礼ヨハネのお父さんがザカリアでしょう?それでこのように仰いました。
「マリアは神様の息子であるイエス様を懐胎するために自分の命をかけた。古代ユダヤ教では婚前妊娠に対する処罰は石に当たって死ぬことでした。
ですから命をかけてイエス様を妊娠したのでしょう?
自分が死ぬかも知れない事を知りながらもマリアは神様の御旨に無条件に従いました。


ルカの福音書でマリアは言います。


「見て下さい。わたしは主のはしためです。あなたのお言葉どおりこの身に成りますように」
                                                                                                  ルカの福音書1章38節


何故天使の群れは(天の軍団)イエス様が聖誕される夜に神様を賛美されたのですか?マリアはイエス様を寝かせるベッドもありませんでした。代わりにイエス様は何処に置かれたかというと、動物の飼い葉桶に置かれました。天使達、東方の博士達、羊飼い達が神様に最上の栄光を捧げた理由はたった一つです。
ただ一つの理由は何だったでしょうか?


この地上に再び神様の血統の実体が存在するようになったからです。
まさにこの方がイエス様でしょう?
マリアの勝利的な条件が成立して4000年復帰歴史の基台の上にイエス様は神様の種から生まれることができました。


タマル、バト・シェバ、マリアは神様に対する犠牲的な愛を実践しました。神様の御旨成就のために自分を完全に捧げたのです。このような血統転換の為に条件を立てことに貢献したのです。


サタンは自分の為に他の人を犠牲にする存在です。神様を中心として、一点も自分を押し出すことなく愛を実践するその中にはサタンは存在することができません。



▼5. 長子権復帰



(韓国語 8分) 


翻訳by先駆者


そして、サタンの血統を復帰するところで、すぐに長子権復帰に入っていきます。メシヤの血統を復帰する為には、もう一つ重要な転換点があります。それがつまり長子権復帰でした。今まではエバの堕落した立場で復帰されるのを見てきましたが、いまからは長子権復帰を一度見てみましょう。


なぜ長子権復帰が重要なのか?それはつまりアダムとルーシェルの関係が(立場が)ひっくり返った為です。アダムは神様の長子として創造されました。たった一人の息子でしたね。神様の長子でした。そのようなアダムが…エバがルーシェルと霊的堕落を、アダムと肉的堕落をする事によって(ルーシェルが)僕の立場を離れて、サタンとなってアダムに対し偽りの主管権を持つようになりました。
このようにして、サタンはエデンの園で長子権をアダムから強奪するようになってしまいました。


そして、アベルとカインの関係を見たなら、アダムの長子権復帰の為に神様は、カインをサタン・天使長の象徴となりますね。カインとアベル。(アベルは)堕落以前のアダムを象徴します。
アダム(アベル)を通し祭物を捧げることを願われました。もしこれが成功していたなら、メシヤはアダム家庭から誕生したでしょう。そしてアベルを通してメシヤが生まれていたでしょう。しかし反対に、カインは天使長が持った幼い愛の減少感を感じアベルを殺すことを繰り返してしまいました。


このようにして、サタンは神様が創造された全世界を再び主管するようになってしまい、長子の位置を掌握してしまいました。したがって神様は、キリストを通じてこの地上に臨まれるためにはメシヤの血統の中に長子権を再び探し天の秩序を立てるための条件を立てるしかありませんでした。


では長子権復帰はどこでなされたでしょう。まさにヤコブとエソウの間で成されました。
(笑)嬉しいところでしょう。長子権が復帰されたところですから、嬉しいです。
ヤコブとその兄のエソウを通して天の長子権の秩序が復帰されました。


お父様が話されました。


母親のリベカが妊娠した時、彼女は祈りの中で “神様、私の胎内に子が二人居て互いに争っています!
エソウとヤコブの話をされています。
どうすればいいでしょう? 神様は答えられた。 “あなたの胎内に二つの国が存在する。兄(エソウ)は弟(ヤコブ)に仕えるだろう。”
この神のみ言の意味が何でしょうか?これは、神様が天の秩序を正すためであった。 * How We Are Born Again 5/18/78


と話されました。


母子協助でリベカとヤコブは父であり夫であるイサクを騙しエソウから長子権を奪ってきたました。これは、堕落の因縁を切るために母と息子が神様と一つになった条件になった。これはサタンに奪われた世界を復帰するための手続きであった。天使長が自分の父(神様)とアダムを騙してきたからである
* The Day of the Victory of Heaven 10/4/79


母子協助について多く話されます。


母子協力が成されるためには、サタンを中心に母子協力が成されてはならない。神様を中心に母子協力が成されたときにのみ、神様がその条件を受けることができるのです。


お父様が話されました。


ヤコブは、神の様のみ旨を知っていた、その遺産も受け取ることができる相続者になることを懇切に願ったのです。
21年の苦難路程でヤコブはエソウの心を得るために、絶え間なく孤戦奮闘(孤軍奮闘)していたのです。エソウにに会いに行く途中に、ヤコブはヤボク川で天使長と相撲を取りました。* The Birth of Jesus and the Consummation of God's Will 12/24/78


天使長に対し屈服してしまったアダムの失敗を復帰するために、ヤコブは、まず、天使を屈服させなければならなかった。その天使は霊的に見るとエソウの立場であり、ヤコブはエソウを実体的に屈服させる前に、この天使を屈服させなければならなかった。


ヤコブはヤボク川で一晩、天使と相撲を取り霊的な勝利を収めた。ヤコブは、すべての所有権、自分自身、妻と子供をかけ天使との戦いに臨んだ。
* Jacob's Course And Our Life In Faith 5/27/73


と言われました。


お父様はまた、話されたでしょう?ヤコブの路程と、また私たちの信仰の生活について、このようなみ言を73年度に教えてくださっています。


ついに天使が屈服した。日が昇り天使はヤコブに話した。 「あなたはこの戦いに勝った。」ヤコブは「イスラエル」という名前の祝福を受けた。その名の意味は「勝利」である。イエスが誕生するまで、天使と相撲を取って(闘って)勝利した者は、歴史上でヤコブしかない。
* Jacob's Course And Our Life In Faith 5/27/73


これがまさに長子権復帰の勝利でした。
お父様は続けて話されます。
天使に対して勝った後、ヤコブはエソウと対面する準備ができました。ヤコブの考えようによっては、神様のみ旨を無視して、これまで蓄積してきた多くの富とお金を持って、他のところに行くこともできただろう。


とお父様は言われます。そうですよね?土地は広くて人は多いし、そうする事も出来たでしょう?


ヤコブはまた次のように話すこともできますね。 「エソウはエソウであり、私は私だ。私は彼の人生と何の関係があるのか?」そう話すこともできたでしょう?そうでしょう?ところがヤコブはひたすら神様のみ旨だけを考えてお兄さんに会い、過去を清算してお兄さんの心の中にある恨みを解放してあげたかったのです。
* Jacob's Course And Our Life In Faith 5/27/73


とお父様はおっしゃっておられます。そして、最終的に会いました。劇的な長子(権)復帰が成されましたね。


エソウに会ってヤコブは何をすべきだったか?ヤコブは自分のすべての所有権、僕達と子供さえ諦めの心でお兄さんにすべてのものを捧げなければならなかったのである。ヤコブの姿勢はこうだった”とお父様は言われます。“私が持っているすべてはお兄さんのものである。ただし、神様のみ旨と神様の祝福は永遠に私のものである、と言われたであろ。 
* Jacob's Course And Our Life In Faith 5/27/73


とお父様は言われます。


神様のみ旨を無視したアダムは、自己中心的であったのであり、すべての子供と万物と神様の祝福を失ってしまいました。これとは真逆にヤコブはひたすら神様中心でした。”


とお父様は言われます。お父様は明らかにされた、歴史的秘密がどれほど凄いでしょうか?


神様のみ旨を成すためならすべてを与えることができる姿勢になっていた”とヤコブの話しをされました。長子権復帰のためにすべてを捧げる準備ができていた人です。


ヤコブの贈り物を受け取った後、エソウの心は溶け出しました。このようなヤコブの条件の下(もと)で、エソウはその贈り物を受けることによって、天使長の立場であったエソウの実体屈服が成立したのです。
* Jacob's Course AndOur Life In Faith 5/27/73


とお父様は言われます。


今まで堕落の経路を(反対に)転換させるための、このような原理を誰も知らなかったということなのです。この原理的な経路で、神様の血統が浄化されて独り子イエスを送ることができる準備が可能になったのです。
強い信仰、愛と服従で天の中心人物たちは、サタンを分立することができる条件を立てて、それによって神様が歴史を復帰することができるようになって、また、イエス・キリストを通して新たな出発をすることができるようになるのです。
* God's Warnign to the World:Reverend Moon's Message from Prison


と話されました。


そこで、これら基盤の上、私たちはすぐに神の実体の体であるイエス・キリスト、主を迎えることになります。


それで、イエス様が私たちの神の血統を受けることができる神の希望として再び私たちに来られるようになります。



▼6.  蘇った神様の希望


​(韓国語 5分) 


翻訳by先駆者


4. 蘇った神様の希望


イエス様の降臨によって神様の神聖な種が天から地上に、堕落前の本然の男性の中に実体として降りてくることができました。


ヨハネ1章ではこのように述べています。


言(ことば)が肉体となり、わたしたのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた
                                                                                                    ヨハネによる福音書1:14


ですから神のみ言が、霊的でおられる神様が、無形でいらっしゃる神様が肉(体)に現れたのが、イエス・キリスト、独り子イエス様です。私たちの救い主イエス様です。


イエス様は…仏教のお釈迦様、儒教の孔子、イスラムのモハメッドと何が違うでしょか?


お父様は質問しておられます。


人類歴史上、イエス様だけが浄化された血統の基盤の上に生まれた唯一の存在でした。それがまさに違う点です。
                                                                                    * Rev. Sun Myung Moon 10/31/87


と言われます。神の血統を持って来られた方が、まさにイエス様だと言われます。


イエス様は神様の生き様を完全に生きる真なる方であられました。
イエス様は歩く神様であられました。
神様のロゴスの真理の実でした。
お二方の間に微塵の隙間もありませんでした。
イエス様が現れるとき、神様が現れることができました。
イエス様が喜ばれるとき、神様が喜ばれました。
イエス様が栄光を受けられたとき、神様が栄光を受けられました。


お父様は言われます。


神様の血管が動くとき、


お父様のご表現がとても興味深くありませんか?


神様の血管が動くとき、イエス様の血管が動いた。


とおっしゃいました。これほどまでお近いんですね。私たちの血管がどう動くのか分からないですが、お父様がそうおっしゃいます。血管が動くとき神様の血管も動くんだそうです。


血統がつながっているので、 愛の動作が自動的なのである。このような世界は、私たちの理解を超えた世界だ。
                                                                                                    * The Father and I 7/12/59


とお父様は言われます。


イエス様の種子を通じて、神様はこの地上にあなたの血統を永遠に立てることを願われました。
イエス様を主体として、この地上に神様の主体的な権限、永遠の王権、真の愛の王権を立てることができたでしょう。
神の血統がこの地上に、最終的に到来することで真のエバの立場は、地上において霊肉を復帰することができたでしょう。


女性の子宮は、真なるアダムと本然の種子を受けながら浄化されるでしょう。彼女の人格は充実した新婦の立場から、イエス様に仕えるよう復帰されることでしょう。
イエスを絶対的に(主体として)侍り、彼と一つになったら、それを通しまさに真のエバの立場になり、神様の息子娘たちが地上に生まれるように、新婦になることができたでしょう。
イエス様と彼の新婦を通して、人類の真の父母、霊肉界永遠に連結された輪の因縁を作ることができたことでしょう。
しかしイスラエル民族の不信仰によって…私たちはわかりますね。イエスは十字架に釘打たれ、神の血統がこの地上に立てられることができなくなりました。


とどまるところを見つけれず、箱舟に帰ってきたノアの箱舟の鳩のように、神様の種もこの地にとどまることができず、霊界に帰ったのです。


霊的な救いは、イエス・キリストを通してなされたが、肉的血統はこの地上に実体化されませんでした。


しかしイエス様が十字架にかかって亡くなる前に、神様の希望は、再び来られる主を約束されながら継続してなされました。
再臨主を…私は再び来ると約束されましたね。それで再臨主を通じて再び来ると話されました。
イエス様がなぜ再び来なければならないのか?再臨主として再び来られることによって、神様の希望が再出発することができます。


5. 神様の希望の新しい出発


ヨハネの福音書14章で以下のようにイエスは話されます。いよいよイエス様が十字架に行くことになり、このように話されます。


あなたがたは、心を騒がせないがよい。(神を信じ、またわたしを信じなさい。)わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。
                                                                                               ヨハネによる福音書14:1-3


なぜキリストは再び来られなければなりませんか?


お父様が言われます。


キリスト教は完全な救い、すなわち霊肉的救いを成し遂げなければならないのです。


したがって、イエス様が再び来らなければならない。再臨主を通してのみ私たちは、肉的救いを受けることができるものであり、栄光の主の預言を成就することができるのです。


イエス様のおられた時代、イエス様の受難の預言は現実になりましたが栄光の主の預言が成就されていませんでした。この預言こそ再臨主の時代に達成されるだろう。
* God's Warning to the World:Reverend Moon's Message from Prison


とお父様が言われました。

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