『アボジの涙 』9.　独生女の意味

<真のお父様の聖和後、２０１２年後期のお母様と文亨進様との対話>

お母様は亨進様に「私を誰だと思うか？」「真の母です」「違う！私は女メシアであり、母なる神様だ。これを認めればお前にすべてを譲り渡そう。」とおっしゃっり、
亨進様は「お母様！そのようになさってはいけません。真のお父様のみ旨に従わなければなりません。」とお母様の足を掴んで懇願しましたが、お母様は聞かれなかったそうです。

その後、お母様は基元節を通して自らを女王に格上げされ、お母様の家庭は三代が一人娘で通してきたので、真のお父様の出発（１６歳の時に天から召命）より先立つ善なる家庭であり、「神様の夫人として神様に敬拝する必要がなく、独生女の主張でも、真のお父様の夫人としてではなく、神様の夫人で独生女だ。」と主張したそうです。
自ら、独生女と言ったと思ったら、女メシア、結局、母なる神様だと宣言します。
最後には、神様に敬拝する必要がないと宣言しました。
韓氏オモニは神様に敬拝をしないと宣言しました。

神様の存在を認めながら、神様に敬拝をしないと拒否する者は誰ですか？
創造主の神様の前に敬拝を拒否する存在は、世界に一つしかいません。
すべての被造物は、創造主の前に敬拝を捧げなければなりません。

独生女に侍る家庭連合で、真のお父様の聖和後に何が起きたのか見てください。
代身者・相続者の追い出し、勝利したカイン - アベルの拒否、真のお父様の遺言だと言われた八大教材教本を降ろして、韓鶴子お母様の語録を添加した三大経典出版、み言葉の削除および変更、成婚問答の変更、家庭盟誓の変更、天一国歌の変更、真のお父様の血統を否定して、天一国最高委員会での指導者選出の法制化、三代王権の否定、四位基台で主体 – 対象の位置の変更、最後の祈祷の映像偽造、真のお父様の玉座簒奪、教会資産および聖地売却、真のお父様が成し遂げられた世界摂理の中断など...

皆さん、教会にはまだ穏やかな真の父母様のお写真がかかっているので
何の問題もありませんか？大丈夫ですか？変わったことは一つもありませんか？
真の父母様の最終一体圏が完成完了したので、永遠に一つですか？　
愚かですね。永遠に一つだという言葉の意味をご存じないのですか？
永遠に分かれないという意味です。最後まで志が一つになっていくのです。
最後まで一緒に行かなければ一つではありません。

韓鶴子お母様が完成したエバですって？
完成ではありません。完成とは何ですか？
完成とは完全であるという意味です。変わっては完成ではありません。
完成したといっても、後で変われば、それ以降は完成ではありません。失敗です。
そのような主張は、国語を知らない無知な人の主張です。強弁です。

完成したエバなので、堕落はありえないですって？
なんとまあ！誤ったことがはっきり証拠として現れたのに、明らかになった事実と個人的な信仰をまだ区分できずにいるのですか？信仰が事実より先立つのですか？
信仰とは未知の事実に対する主観的な期待であるだけです。
しかし、事実は客観的であり、実際であり、現実です。ただ一つです。

家庭連合では、真のお父様も独生女という言葉を使われたと主張します。
その通りです。真のお父様も、真のお母様に対して独生女というお話をされました。
しかし、意味は全く異なります。はっきりと知らなければなりません。

真のお父様がおっしゃった独生女は、天の血統を持って来られる独生子の夫人として、
彼の血統を受け、真の子女を産んでさしあげる方を指します。
これはメシアの選択を受けた聖別された女性でなければなりません。
人類を代表する新婦の位置です。
真のお父様はそのような位置の真のお母様を独生女と言われました。

しかし、韓鶴子お母様が主張する独生女は、女メシアを言っています。
それだけでなく、一歩進んで、真のお父様より上位のメシアとして、神様が６０００年の間、待ちわびてきた女メシアであり、神様ご自身とまで主張しています。
真のお父様の教えに真っ向から挑戦しているのです。

神様の実体として来られた方は、ただ、真のお父様お一人です。
天の血統を持って来られた男性です。真のお母様とは天の血統を受け、子女をお産みになる器です。それでメシアは新郎であり、人類は花嫁だと言われたのです。
真のお父様が聖和されたからといって、お母様が神様の血統になってメシアになるのではありません。血統は変わりません。
メシアの使命を継承される方は、メシアの血統を受け継いだ子女です。
お母様は、天の血統ではなく、韓氏の血統です。
地を代表して聖別を通して真のお父様に選ばれた方です。

韓氏オモニはどのような根拠で独生女・メシアだというのですか？
無男独女三代ということと、知りもしない僧侶が訪ねてきて祝福すれば、独生女ですか？聖書や原理に韓鶴子お母様がメシアとして神の印を受けた根拠がありますか？
韓鶴子お母様が真のお父様と一緒にいながら一体何をしましたか？
訓読会で一番最初に席を立つ人は誰ですか？食口ですか？
違います。いつも韓鶴子お母様でした。彼女は聖書も原理も勉強しなかったし、修練教育も受けませんでした。食口を代表して祈る姿を、私は一度も見ませんでした。

彼女が真理を探し出すために長い祈祷生活をしましたか？真理を自分が探したのですか？
真のお父様のように、サタン世界から弾圧を受けて刑務所に行ったことがありますか？
サタン世界から世界的な反対と迫害を受けながら勝利しましたか？
一体何をされたのか伺います。
メシアの夫人なら、自分もメシアになりますか？面白い論理ですね。
夫が大統領ならば、夫人も大統領ですか？夫が社長であれば夫人も社長ですか？
もちろん、夫に伴い、接待を受けはするでしょう。
しかし、それはただ、夫人であるからです。
韓鶴子お母様もメシアの夫人として尊敬と愛を受けました。ひたすら夫のために....

ですが、メシアが聖和した後に夫人がメシアの振る舞いをしようとするので、話になりますか？さらに神様だと言うそうです。韓鶴子お母様の中に神様と真のお父様が共におられるとか。コメディです。

原理講論に韓鶴子お母様が独生女であり、メシアとして来られたという内容がどこにありますか？真のお父様の血統が堕落の血統であり、韓氏の血統が純血血統だという原理がどこにありますか？韓鶴子お母様が、神様と結婚して神様になるという原理がどこにありますか？原理講論に神様を天の父母様と名称を付した原理がどこにありますか？
三位一体論でアダム格が対象位置に立ち、エバ格が主体の位置に立つ原理は一体どこにありますか？

家庭連合では、亨進様がお母様にずっと侍っていれば、自動的に後継者になるだろうに...それを我慢できずに出て行く親不孝をして、といいます。
本当に愚かです...それなら家庭連合の指導者の主張どおり、文亨進世界会長が真のお父様の聖和後、お母様がなさることだからと気に入らなくても、ぐっと堪えてお母様に絶対服従して侍ったならば、何が起こったでしょうか？
一度考えてみてください。

お母様は何の反対もなく独生女、女メシア、神様になったでしょう。
文亨進様は世界会長なので、当然、このような理論を先立って発表し、真のお父様の血統が堕落の血統として出発をして、メシアとして選ばれたが、お母様は純血血統として来られ、6000年復帰摂理は事実、お母様を探すための歴史であったと、お母様に無限の栄光をお捧げし、食口を教育しなければならかったでしょう。

そして、真のお父様が遺言として残された八大教材教本を変える作業を主導して真のお父様が立てられたすべての伝統と秩序（天一国歌、家庭盟誓、祝福の原則と成婚問答、天一国憲法）を本人の手で破棄しなければならないでしょう！

さらに一つあります。お母様に侍りながら、周囲の幹部たちと良い協力関係を維持しなければなりません。日本の食口たちが血と汗と涙を流しながら献金したお金を周りの幹部らに惜しみなくじゃんじゃん注いであげなければならないでしょう。お母様よりも思い切りよく大物の威力を見せてこそ、彼らが他の事を考えずに亨進様をしっかり支えますからね。

何ゆえ、何のためにそうしなければならないでしょうか？
そうしてこそ、お母様以降に、それが３年になるか、またはお母様が聖和された次になるのか、確かな約束もありませんが、とにかくお母様も高齢なのでいつかは霊界に行かれるでしょう。少しだけ目をつぶって我慢すれば、本人が実権を持つ後継者として即位して、統一家のすべての権力と富と組織を掌握して信徒の前に絶対権力者として立っていたことでしょう。

そして、お母様の聖和後に、再びお母様の理論をすべて廃棄し、天聖経をはじめとする八大経典を再編纂し、天一国歌、家庭盟誓、祝福の資格と成婚問答を真のお父様が残された原型を復帰して、天一国憲法を再修正して発表すればよいと思うのですか？

家庭連合の食口の皆さん、皆さんはこのようなことを見たかったのですか？
まず、聖和された真のお父様を背信した後、お母様が聖和されれば、再びお母様を背信しろという話ですか？
それで今、亨進様がお母様を守らずに去ったことを非難しているのですか？

お母様の心中を、御心を受けて真のお父様の安楽死を先立って進めなければなりませんでしたか？お母様は安楽死を決死反対する國進様、亨進様に対してひどく怒られました。
しかし、幹部らは、代身者・相続者が真のお父様の病床におられた時、お母様の御心にしたがって真のお父様を安楽死させなければならないと賛成しました。
皆さんは國進様と亨進様がどのようにしなければならなかったと思いますか？
今日の葛藤について文亨進様の責任を語る皆さんなら、ここに答えなければなりません。

真のお父様は原理原則でない道は絶対に行かれませんでした。たとえ刑務所に行かれる時にも、自ら否定したり、わずかでもサタン勢力に協助すれば避けて行くことができる道がありましたが、一言でも原理的でなければ、絶対にされませんでした。
そのため、刑務所で拷問を受けて血を吐いて生死の岐路を彷徨いましたが、6回の刑務所生活を毅然と恥じることなく勝利されました。

これが真理の道です。死の前に立つとしても、どのような犠牲を甘受しても、自分の使命を否定することはできないのです。命を延長するために摂理を損なうことはできないのです。

文亨進様は、真の父母の宣布文に従って、ご自身が代身者・相続者の道を行っておられます。天正宮を去り一文無しになるとしても、すべての権力と富と栄光の座を失うとしても、摂理と三代王権を守るために荒野に出て来られました。

冷え冷えとした荒野で被られた王冠は、天正宮で滿朝の百官の起立・拍手の中で被る王冠とは異なります。世間の嘲笑の中で恨と苦難で被られたいばらの冠です。
栄光を得るためだとお考えになりますか？その冠を被ることで、家庭連合の一斉攻撃と非難が殺到することを、どうして知らないでしょうか？

しかし、いくら苦汁、たとえ毒杯だとしても飲まなければならないのです。
何故？自身の栄光のためではありません。
万王の王のみ旨を守らなければならないからです。摂理の道だからです。
自身を保護するために摂理のみ旨を避けて行くことはできないのです。

真のお父様が八大経典のみ言葉を伝授してくださったので、ご自身はみ言葉を守らなければならない使命があります。ただの一字でも修正、削除、追加は容認することができません。

産んでくださったお母様に堕落したエバだと批判して嬉しいと思いますか？
心の底にわだかまる鬱憤を解くためにそうされるのだと思いますか？
母子間の情よりもみ旨の呼びかけに従わなければならないのです。
そうしてこそ、代身者・相続者なのです。

イエス様はみ旨を忘れて息子に接する生母マリアに「女よ、私と何の関係があるのか？」と非難されました。

誰よりもお母様を愛していた息子でした。お母様の愛をたっぷり受けた末子でした。
しかし、今は私的な情のために摂理を損なうことができない、その心を皆さんは知って批判しているのですか？
亨進様がお母様を愛していないですって？愛しているからそうなのです。
お母様が本然の位置を離れられたので、ご自身がお母様を救わなければならないがために、再び真のお父様に戻って来いと怒鳴っておられるのです。