「トランプは公約をすべて守る必要なし」という共和党の大物
忙しくて、『下書き』に入れっぱなしだったものを整理してアップしました。^^;
皆さんもニュースを見ながら、トランプ次期大統領が公約した件に対して、次々と柔軟で和合するような姿勢を見せているので、公約がきちんと果たされるのか、心配なところだと思います。
政治音痴の私が知っているのだけでも、
1.ヒラリー・クリントンの国務長官時代の私用メール問題では、
「クリントン一家を傷つけることはしたくない」と積極的に追訴しないことに。
2.同性結婚の合法について反対しないー国の最高裁ですでに結論が出た内容なので。
3.パリ協定、気候問題の取り組みに柔軟な姿勢
4.オバマ・ケアの一部引き継ぎ
5.不法移民者に対する段階的・柔軟な姿勢
メキシコとの国境の壁を作るという公約も一部はフェンスに? ete
選挙人の数では勝ち、上院・下院も共和党が過半数を占めましたが、国民の実際の投票数ではヒラリー支持の方が多かったわけで、今は半数以上の国民の反発をくらうことは避けたい、世界からの批判や不安を少しでも和らげたいと思っているのでしょうか?
しかし、逆にトランプ支持派からは多くの反発を買っている現状です。
<参照>
トランプ氏の「追及しない」発言に支持者ら反発 ヒラリー氏のメール問題 - ライブドアニュース
4年の任期であり、まだ大統領に就任したわけではないですから、
最初は柔軟な姿勢を見せて、徐々に手綱を引き締めてやっていくつもりでしょうか?
亨進様の説教にありましたが、共和党内にも半分ほどの人数に問題があるのでしょうか?
下記の記事は、 ヘンリー・キッシンジャーという共和党の大物だそうで、
リチャード・ニクソンとジェラルドフォードなどの共和党政府の時、国務長官を務めた人だそうですが、韓国の朝鮮日報の記事には下記のように出ていました。
共和党というのはラベルだけで、中身はヒラリー派?
・・・・・・
" キッシンジャー "トランプ、公約すべて守る必要はない"
翻訳して転載
2016.11.22 03:00
「独自の戦略で当選し、特定のグループに借りがないため」
米国外交界の大物であるヘンリー・キッシンジャー(93・写真)元国務長官が20日(現地時間)ドナルド・トランプ米国次期大統領に対し、「どのグループにも借りがない特異な当選者」とし、「大統領選挙公約をすべて守ろうする必要はない」と述べた。
キッシンジャー元長官はこの日、CNN「パファリード・ザカリアGPS」に出演し、「トランプ次期大統領は自らの戦略で大統領に当選した。どのグループにも借りがないので、公約をすべて守らねばならぬ負担がない」とした。彼は「もしトランプが公約を必ず履行するという立場を固守すれば、様々な意見が表出されるだろう」と指摘した。
キッシンジャー元長官はまた、「特定のグループに借りがないという点で、トランプは、私の生涯において最も特異な大統領当選者だ。」と述べた。彼は「トランプ次期大統領は肯定的な目標を発展させていく機会を与えなければならない」とし「過去数十年間、私たちは、歴代、政府が分裂されていることを見てきたが、今回はそうならないようにしなければならない。」と述べた。
トランプ次期大統領は去る17日、キッシンジャー元長官を自分の住まいであり、執務室であるニューヨーク・マンハッタントランプタワーに招待し、外交安保政策について助言を聞いた。リチャード・ニクソンとジェラルドフォードなど、過去、共和党政府の国務長官を務めたキッシンジャーは去る5月、大統領選挙運動期間にもトランプに会った。
しかし、当時はトランプの外交政策に同意しないという立場を発表し、むしろ民主党ヒラリー・クリントン候補に友好的な態度を見せた。